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本文を読まれる前に
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第1章 監査とはいかなる概念か─監査の歴史にみる混乱
§1 監査の歴史をヨーロッパ中世に尋ねる
§2 監査の歴史をわが国明治期に尋ねる
§3 監査の歴史をアメリカ20世紀前半に尋ねる
§4 総括
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第2章 監査とはいかなる概念か─現代的な意味
§1 監査概念の現代的な意味
§2 経済社会・企業組織におけるモニタリング手段としての監査と監督
§3 総括
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第3章 監査の主題・アサーション・確立された規準
§1 監査の主題
§2 アサーション
§3 確立された規準とその硬度・規範性
§4 総括
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第4章 監査の質と監査基準
§1 監査人の行動指針としての監査基準
§2 一般に公正妥当と認められる監査の基準
§3 監査役監査基準
§4 内部監査基準
§5 総括
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第5章 監査の生成基盤としての社会的関係
§1 監査を生み出す社会的関係
§2 財産の運用・保全にかかる委託受託関係
§3 金融市場においてなされる取引(金融取引)関係
§4 資本市場においてなされる取引(証券取引)関係
§5 総括
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第6章 経営者の受託責任
§1 受託責任概念の現代的意義
§2 報告責任
§3 財産の保全管理責任
§4 総括
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第7章 経営者の受託責任と内部統制
§1 新しい内部統制の定義
§2 内部統制をプロセスとして捉えていること
§3 内部統制を株主の立場から捉えていること
§4 内部統制の目的を識別していること
§5 内部統制の構成要素を識別していること
§6 総括
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第8章 公認会計士監査と経営者の受託責任
§1 公認会計士が関与できる経営者の受託責任─わが国(制度開始から1974年まで)
§2 公認会計士が関与できる経営者の受託責任─わが国(1975年から金融商品取引法制定まで)
§3 公認会計士が関与できる経営者の受託責任─わが国(金融商品取引法制定から現在まで)
§4 会社法(商法特例法)における会計監査人監査
§5 総括
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第9章 監査役監査と代表取締役社長の受託責任
§1 株式会社企業の二面性と取締役の受託責任の構造
§2 株式会社企業における代表取締役社長の受託責任
§3 監査役監査の視野に入る取締役の受託責任の内容
§4 モニターの手段としての監査の意味と限界
§5 監査と監督─適法性監査と妥当性監査
§6 総括
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第10章 内部監査と受託責任
§1 内部監査を捉える枠組み
§2 揺れる内部監査概念
§3 内部監査が基礎を置く委託受託関係と内部監査部門の立てつけ
§4 受託責任監査としての内部監査
§5 「2014年基準」にみられる内部監査の本質
§6 総括
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第11章 受託責任監査の現代的課題
§1 受託責任ネットワークにおける監査
§2 受託責任と監査対象と監査人
§3 総括
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結びにかえて
付録資料
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