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第1章 序―問題設定・本書の構成・研究方法―
1.1 問題設定
1.2 本書の構成
1.3 研究方法
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第2章 SECの外国民間発行体向け開示規制と事例分析
2.1 はじめに
2.2 Form 20-F調整表
2.2.1 作成規則第17項および第18項
2.2.2 投資家志向の資本市場規制
2.3 Daimler-Benzの事例
2.3.1 NYSE上場までの過程
2.3.2 ドイツGAAPから米国GAAPへの調整の影響
2.3.3 Daimler-Benz上場に対する市場反応
2.4 小括
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第3章 米国GAAP調整表開示規制の有用性
3.1 はじめに
3.2 先行研究の分類と検証結果
3.3 Form 20-F調整表開示企業と企業価値モデル
3.4 Form 20-F調整表開示規制撤廃の影響
3.5 小括
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第4章 クロス上場企業の会計基準選択行動
4.1 はじめに
4.2 先行研究
4.2.1 Ashbaugh [2001]
4.2.2 Ashubaugh and Pincus [2001]
4.2.3 Tarca [2004]
4.3 リサーチ・デザインと検証結果
4.4 2007年以後のFPIの会計基準選択
4.5 小括
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第5章 欧州企業のIFRSs初度適用事例の分析
5.1 はじめに
5.2 IFRS 1の公表
5.3 FTSEurofirst 80 Firmsの純利益への影響
5.4 FTSE 100 Firmsの純資産への影響
5.5 小括
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第6章 IFRSs初度適用時の利益調整の情報内容
6.1 はじめに
6.2 利益調整差額情報に関する研究分類
6.3 IFRSs利益調整の有用性の検証
6.4 欧州の先行事例と我が国におけるIFRSs導入
6.5 小括
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第7章 セグメント報告基準の国際的収斂
7.1 はじめに
7.2 セグメント報告基準(IFRS 8)の特徴
7.3 SFAS 131によるセグメント報告実践
7.3.1 Fortune 500社
7.3.2 Business Week Global 1000社
7.3.3 DJIA銘柄企業
7.4 地域別セグメント報告の明瞭性
7.4.1 明瞭性(Fineness)
7.4.2 財務アナリストを対象とした調査
7.4.3 国別開示率に関する回帰モデル
7.5 小括
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第8章 セグメント報告基準の収斂効果の検証
8.1 はじめに
8.2 IFRS 8発効後のレビュー
8.3 英国企業のセグメント報告
8.4 欧州優良企業のセグメント報告
8.5 オーストラリア企業のセグメント報告
8.6 IFRSs任意適用日本企業のセグメント報告
8.7 小括
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第9章 リース会計基準の国際的収斂
9.1 はじめに
9.2 リース会計基準に関する米国GAAPとIFRSの収斂
9.3 全体資産アプローチvs財務構成要素アプローチ
9.3.1 Monson [2001]の提案
9.3.2 Monson [2001]に関する論評
9.4 注記に基づく推計的資本化手法
9.4.1 Imhoff et al. [1991]の提唱
9.4.2 Imhoff et al. [1997]による精緻化
9.5 小括
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第10章 リース会計基準の公開草案
10.1 はじめに
10.2 ILWの推計的資本化に関する研究の展開
10.3 リース資産の償却に関するED2010/09の提案
10.3.1 規範的分析:現在価値償却と定額法償却の有用性
10.3.2 オンバランス化と償却方法に関する実証分析
10.4 再公開草案 ED2013/06の公表
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第11章 結―総括と展望―
11.1 総括
11.2 二大GAAPの収斂の現状と我が国の課題
11.2.1 SECのIFRS適用ロードマップ案に関する議論
11.2.2 SECスタッフによるIFRSs組み込み最終報告書 |
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